日本人って何者なんだろう。
日本人に生まれて良かったなあ。
ラグビー、バレーボール、ゴルフ、テニス、陸上などなど、スポーツの世界で日本人のアスリートたちが大活躍。学術分野ではノーベル賞、映画や文学などのエンタテインメントの世界でも大きな評価。
日本人っていったい何者なんだろう。
特に国際的な大会でスポーツが熱を帯びてくると、自分が改めて日本人であることを思い知らされる。
日本に生まれ、日本に育ち、当たり前に日本語を話しているぼくたちは、長い長い歴史や文化や伝統やらの延長線上の先っぽに今存在している。
日本の自然の美しさや四季の移ろい、それらと絶妙に調和しながら独自の発展を遂げた日本文化は本当にすごいと思う。
衣食住にまつわることだけでもすごいよね。
和服、和食、和風建築、木の文化。和の心と匠の技。
道具一つとっても、和紙一枚とっても、先人の知恵にはそのすべてにおいて、自然に対する優しさと畏怖の心を感じます。
スポーツを熱い気持ちで観戦し、日本を熱狂的に応援している頭のすみっこで、しみじみと日本に生まれたこと、日本人であることが誇りに思える。
世界がすごいスピードでグローバル化する中で、身の回りのものはどんどん均一化していくけれど、やっぱり日本の「和の心」のアイデンティティは一人ひとりが大事にしないとね。
世界人口は今77億1,500万人らしいけど、その中の1億2,700万人が日本人。
日本人の確率は約1.65%。
世界中ではまだ貧困や飢餓があったり、政治体制の難しい国があったり、宗教の対立や、それによるテロが多発したり、貧富の格差や治安の悪さなどなど、世界はたくさんの困難を抱えている。
そんな中で日本の美しい自然や文化、そこに暮らす人たちの教養や平和な日常は、世界の中でも際立っている。
よくぞ確率1.65%の日本に生んでくれた、おかあちゃんありがとう、と思う。
自分が日本人であることの不思議さ。
ひょっとしたらこれは夢で、目が覚めたらしんどくて、厳しくて、明日をも知れない逆境に暮らす見知らぬ国の人だったらどうしよう。
などと遠い遠い昔に思ったことがあるような。
スポーツの国際試合を見て愛国心を掻き立てられるこういう時期。
日本に生まれたことの意味や、これからの若い世代に日本の素晴らしさをどう受け継いでいくか、そのためにぼくたちは今何をなすべきかなど、少し考えてみるのもいいかも知れないなあ、と思う今日この頃。
無くしてはならないもの、残していかなければならないもの、そのために自分は何ができるのか。アクションになかなかつながらない自分自身を叱咤激励してみます。
今日はとりとめもない文章になって恐縮です。
スポーツの秋、まだまだ熱い闘いは続きます。
週末に向けてまた雨模様が心配だけど、気分は秋晴れ!でいきたいですね。